現在販売されているニコレットは2種類ある。
一つは体に張っておくニコチンパッチタイプ。もう一つは私が使っているガムタイプだ。それぞれに良い面も悪い面もあるので、どちらが禁煙に向いているかは好みによる。禁煙3日目に薬局に駆け込んだ私に、「あんちゃん、ガムの方がいいよ」と薬局の親父が勧めてくれたのも「口寂しくないから」という理由だけだった。
私も薬局の親父の意見には全く賛成なのだが、1つだけ困ったことがある。ガムタイプならではの問題点だ。
ニコレットは、唾液を通じてニコチンを口内で吸収するため、そう簡単に唾液を飲み込んじゃあいけない。唾液を飲んでしまうと、せっかくのニコチンが吸収されないそうだ。できれば、唾液は飲まないようになんてことも書いてあった気がする。忘れた。
ところが、私は唾液の分泌量が多いらしいのである。
数年前に歯医者にかかっていたとき、患者さんの口内環境を知るために唾液の検査をしてるんですけど、どうですか?と、それなりにかわいい歯科助手さんに勧められたからという訳ではないが、唾液の検査をやってみたことがある。
検査は、味もくそもない"ガムのようなもの"を10分ほど噛み続けて、分泌される唾液の量を量るというものだ。細菌量も計ったかもしれないが、知らない。忘れた。とにかく、唾液が多いほど虫歯になりにくいらしい。
特に意識するわけでもなく、ガムを噛んでは唾液を計量カップにはき出し、噛んでは吐き出しを繰り返していたのだが、予定の10分を待たずして、計量カップが唾液でいっぱいになった。これ以上続けるためには、もう一つの計量カップが必要であることをそれなりにかわいい歯科女子さんに伝えたところで、検査は終了。それなりにかわいい歯科助手さんからは、「わあ、すごい。いっぱいでましたね」と、いろんな意味でなんだかよく分からないコメントをいただいた。
そんな話はどうでもいいが、そんな私だから、ニコレットを噛むと唾液が大量に出る。仕方がないので飲み込むが、ピリピリとするニコチンの刺激を喉や食道で感じるので、ちょっと気分が悪い。
この唾液問題をどう解決するかが当面の課題だ。ちょっと大げさすぎる。何か良い方法を編み出したい。
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